キレイに刺青を消したい方必見!ピコ(Pico)レーザーエンライトンでの刺青除去をおすすめする理由

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「刺青を消したいけれど、傷跡は残したくない……」このような葛藤の中で悩み苦しんでいる方は少なくありません。刺青を除去すると必ず傷跡が残ると考えている方も多く、傷跡のリスクが除去治療へ踏み切れない原因となっているケースが目立ちます。

しかし、刺青を消す方法は傷跡の残る外科手術だけではありません。レーザーによる治療なら、極力傷跡を残さず除去することも可能です。刺青の悩みから解放されるためにも、レーザー治療について正しく理解しておきましょう。

傷跡を残さない刺青除去は難しい

オシャレに見せるため、自分を表現するためなど、さまざまな理由でタトゥーを入れる方が増えてきています。

その一方で、タトゥーの除去治療を受ける方が増加していることも忘れてはいけません。プールや温泉に入れない、色眼鏡で見られてしまうなど、タトゥーがある方への風当たりは強く、それが除去治療を決意する主な理由となっているようです。

ただ、タトゥーを除去したからといって確実に悩みから解放されるとは限りません。治療後の傷跡が目立ち、タトゥーを除去したあとも肌を隠す生活を余儀なくされている方がたくさんおられます。

このような悪循環に陥らないためにも、タトゥー除去の治療法やリスクについて正しく理解しておくことが大切です。

レーザー治療なら傷跡のリスクが少ない

タトゥーを除去する治療法の中で広く知られているのは刺青部分を切り取り縫い合わせる切除術でしょう。この手術では刺青を直接取り除くことができるため、タトゥーをほぼ確実に消すことが可能です。

しかし、切開した部分を縫い合わせる必要があることから、傷跡をまったく残さずに取り除くことはできません。

切除術の他には、タトゥー部分を削り取る剥削術という治療法もあります。剥削法ではメスを使用する必要が無いため、切開術のような縫合跡が残る心配はありません。

しかし皮膚を削り取るという手術の特性上、擦り傷や火傷のような跡が残りやすくなってしまいます。また、術後しばらくの間は赤みが残ってしまう場合も。

一方、レーザー治療はレーザーを当てることで刺青の色素を破壊し、タトゥーを薄くしていくという治療法です。そのため切除術や剥削術のように皮膚を直接傷つける必要がありません。

肌へのダメージが少なく、回復までの時間が短いというのもレーザー治療の特徴です。

ピコレーザーエンライトンの特徴

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傷跡のリスクを懸念する方にとって、傷跡がほとんど残らないレーザー治療は理想的な方法といえるでしょう。しかし、すべてのタトゥーがレーザー治療で除去できるわけはありません。

刺青除去に用いられるレーザーは黒色に反応する特性を持っているため、カラフルな刺青はほとんど消すことができないからです。また、色素が体から抜けるまでに時間がかかることから、短期間での除去が難しいという欠点もありました。

しかし、着々と進歩する医療技術によって、これらの問題点を改善した「ピコ(Pico)レーザーエンライトン」というレーザー機器が誕生しました。ピコレーザーは、従来のレーザーでは難しかった細かい粒子の分解にも対応し、黒色だけでなくカラフルなタトゥーもきれいに除去できるようになったのです。

さらに、エンライトンは長い波長と短い波長のパルス幅(照射時間)を使い分けることで、深部まで入った刺青にもレーザーを到達させることができます。それにより、深く入れられた刺青やカラフルなタトゥーなど、さまざまな刺青へのアプローチが可能になりました。

また、瞬時にレーザーが照射されるエンライトンは、従来のレーザーに比べ熱によるダメージが少なく、照射時の痛みが大幅に軽減されています。傷跡を残したくない、痛みの少ない治療がしたいなど、幅広いニーズに対応した画期的な治療法なのです。

レーザー治療によるカラータトゥー除去

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レーザー治療をお願いしようと思って病院に足を運んだけど、カラータトゥーはダメだと断られた…という経験のある方もおられると思います。これは、カラータトゥー除去のためのレーザー治療機の機種が限られていたため、除去するためには切除切開法やアブレーションなどで治療をおこなう必要があったからです。

ですが、ピコレーザーの登場によって、カラータトゥーであっても目立たないレベルにまで薄くすることが可能になりました!これは、希望の光がみえてきたといってもいいのではないでしょうか?

それでは、ピコレーザー治療のQ&Aを中心に、お話しを進めていきます。

ピコレーザー治療のQ&A

ピコレーザーは、1兆分の1秒という驚異的なスピードでカラータトゥーの色素を粉砕することができるレーザー治療機です。粉砕された色素はマクロファージ(貧食細胞)によって分解され、やがて体外へ排出されていきます。

それでは早速、ピコレーザーのQ&Aからご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

Q.ピコレーザーならタトゥーを綺麗に消せますか?

A.ピコレーザーでは、カラータトゥーを目立たないレベルにまで薄くすることはできますが、完全に消すことは難しいと考えておきましょう。それは、タトゥーの色素が皮膚のどの程度の深さにまで入り込んでいるかによって、効果の現れ方が異なるからです。

ただし、ピコレーザーは従来のレーザー治療機よりもはるかに高性能ですので、まずはカウンセリングを受けてみて、どの程度まで薄くすることができるのか、医師の見解を確認してみるといいでしょう。

Q.1回の治療でタトゥーが消えますか?

A.タトゥーの種類によっては1回の治療でかなり薄くすることが可能です。ただし、それでも1回のみの治療で目立たないレベルにまでタトゥーを薄くすることは難しいと考えられています。

Q.ダウンタイムはありますか?

A.ピコレーザーはレーザーの熱によって色素粉砕しますので、1~2週間前後のダウンタイムがあります。ただし、ピコレーザーは処理速度が非常に早いレーザー治療機であるため、従来のレーザー治療機よりも、皮膚が受けるダメージが少ないというメリットがあるでしょう。

Q.ピコレーザー治療にはどんな注意が必要ですか?

A.背中やお腹など、広範囲にカラータトゥーが入っている場合、通常よりも長いダウンタイムが必要になります。お仕事や学校に通われている方は、ダウンタイムを考慮した上で治療のスケジュールを立てましょう。

また、ピコレーザーはご自身によるアフターケアも重要なので、医師の指示に従って正しいアフターケアに努めることが大切です。

レーザー治療がおすすめできる人

ピコレーザーによるタトゥー除去は、以下の方におすめできます。

カラータトゥーを消したい人

YAGレーザーなど、他の機種ではタトゥーを薄くすることができなかった方や、カラータトゥーを薄くしたいという方におすすめです。

他の治療ではタトゥー除去が難しい人

広範囲に及ぶタトゥーで、他の治療では対応できないという場合、ピコレーザーによるタトゥー除去は大変効果的です。

なるべく傷跡を残したくない人

切除切開法などの方法は、多少なりとも治療痕が残る可能性があります。しかし、ピコレーザーによるタトゥー除去であれば、傷跡が残る心配はほとんどありません。

おわりに

ピコレーザーによるタトゥー除去であっても、タトゥーを完全に消すことは難しいと考えられています。ですが、1回あたりの治療時間と皮膚が受けるダメージが他の機種よりも少ないという特徴があります。なるべく傷を残さずにタトゥーを薄くしたいという方は、この機会にピコレーザーによるタトゥー除去を検討してみましょう。

また完全に消えることはないものの、日々進歩を遂げる最新医療により、目立つ傷跡を残さずにあらゆるタトゥーを除去できるようになりました。傷跡を懸念し治療に踏み切れなかった方にとって、ピコレーザーの登場は治療への大きな後押しになることでしょう。

「刺青をきれいに消せるなら除去治療を受けてみたい……」そう感じた方は、クリニックで相談してみることをおすすめします。傷跡を残さず除去することができれば、身も心も軽やかに過ごすことができるでしょう。

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