ヘアサイクルを戻す為の総合治療　～育毛治療～

皆さんこんにちは。

前回に引き続き、総合治療第2の矢「育毛治療」についてお話しします。

皆さんは育毛と聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか？

もしかすると「発毛」と同意語だと思われている方が大半かもしれません。

でも、そう考えるのは自然な事です。

インターネットなどで少し調べれば「育毛剤を使って発毛した！」という書き込みや画像が溢れています。

それらの真偽の程は別として、そう思わせるには十分な魅力的な文言が並んでいます。

しかし、言葉じりだけを捉えれば「発毛」と「育毛」は明確に違います。

ベタな例えをすれば、発毛は種で育毛は肥料です。

種の無い大地にいくら肥料を与えても芽はでてきません。

育毛は「育てるもの」があってはじめて真価を発揮するものです。

発毛はゼロから生み出すもの。育毛は生まれた毛を育てるもの。これが発毛と育毛の違いです。

短くなった成長期でも正常な成長期でも、限られた期間の中でより沢山の栄養素を毛髪に届けてやる事は、

現状維持をする上で有意義な事です。

また、発毛治療によりゼロから生み出した毛髪を、短期間で太く長く育てるというアシストの役割も担います。

脱毛抑止治療で成長期の期間を延ばし、育毛治療で栄養レベルを高い位置に維持してやる。

加速度的な進行を緩やかに減速させる為の第2の矢が育毛治療です。

いよいよ次回は、総合治療の核となる「発毛治療」です。

休止期から停滞期に入ってしまった毛乳頭をもう一度起こしてやる。

再生医療を応用した先端発毛治療「HARG療法」についてお話しします。