AGA薬で進行が止まらないのはなぜ?
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こんにちは。
今回は、お薬を使って一旦は改善し、
同じお薬をそのまま使い続けているにもかかわらず
再び進行が進むのは何故なのか?についてお話しします。
※デュタステリドやミノキシジルに対する耐性ができているからとおっしゃる方もおられますが
現段階で医学的に耐性ができやすい成分であるとは言われていない為、今回は除外します。
当院にも既にお薬を数年間使用し、その上でご相談に来られる方がたくさんおられます。
「使い始めた頃はよかったけど・・・」とおっしゃる方や「全く効果ない」とおっしゃる方まで様々です。
使い始めの頃はよかったとおっしゃる患者様には一つの共通点があります。
それは、進行の程度が「軽度」であるという事です。
進行が「軽度」というのは、頭皮が「露出している」のではなく「透けて見える」という場合です。
進行初期は毛髪の絶対数が大幅に減少している時期ではありません。
どちらかといえば、毛髪が「細く短くなっている」状態です。
当然、細く短くなってはいますが、本数の大幅な減少ではないので、直接的に頭皮が露出する
という事ではなく、「透けて見える」という表現になるのはこの為です。
この時期にお薬を開始すれば、脱毛を抑止しながら育毛が可能なので細く短い毛髪が、太く長く育ちます。
一旦改善された様に感じるのはこの様な理由からです。
では、使い続けているのに再び気になってくるのはなぜか?
答えはいたってシンプルです。
「細く短い毛髪すら、存在しなくなってくるから」
通常、毛髪はいきなりヘアサイクルを停止する事はありません。
脱毛しても再び自力で生えてきます。
しかし、DHTや遺伝的素因、生活習慣やホルモンバランス崩壊、そして老化など様々な要因で
脱毛後、自力で発毛しなくなってきます。
お薬とは全く無関係な部分、毛髪を造る為の「細胞」自体が動かなくなってきます。
お薬は、造られた毛髪を抜けにくくしたり、育毛したりするには最高のものです。
しかし、そこに抜けにくくする為の毛髪がなかったり、育毛する為の毛髪自体が無ければ、お薬の効果は発揮されません。
無いものを抜けにくくしたり、育毛したりする事は不可能だからです。
これがお薬を使い続けているにも関わらず、薄毛が進行してします理由です。
初期を過ぎてからの薄毛は、発毛が順次成されなくなった部分の拡大ですので
お薬ではより見た目の改善が困難になってきます。
現在ではAGAの研究も進み、再生医療を応用した発毛治療も存在します。
細胞レベルでアプローチし、薄毛を根本的に改善するー
毛髪を生やし、それを育て、脱毛しない様守る。
薄毛の改善に万能薬はありませんが、考えられる最高の治療を当院ではご用意しております。
薄毛対策が初めての方からそうでない方まで、お気軽にご来院下さい。
短期間でありながら、より確実に薄毛を改善する総合治療について、詳しくお話し致します。
神戸中央クリニックサイト
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